oubirin_kousya

・住所/194-0294 東京都町田市常盤町3758
・TEL/042-797-2668
・最寄り駅/JR横浜線「淵野辺駅」徒歩20分。「淵野辺駅」からバス〔小山田桜台行き〕「桜美林学園」、バス〔町田バスセンター行き〕「桜美林学園前」。ほかバスの便多数。

●桜美林(おうびりん)中学校【東京都・町田市・共学校】
キリスト教の伝道師であった清水安三・郁子夫妻が、中国の北京で最初に恵まれない子女のための学校を建てたが、終戦後日本に戻り、1946年に桜の美しい町田の地に桜美林中学校を創立した。清水安三は滋賀県出身。中学時代にウィリアム・メレル・ヴォーリズの感化を受け、同志社大学神学部に進学。さらに渡米しオベリン大学に学ぶ。
「桜美林」の校名は、このとき清水安三が学んだアメリカ、オハイオ州のオベリン大学から取ったものである。現在は、大学院までの総合学園となり、留学生も多く、多くの施設のあるキャンパスに発展している。いまも春先には、その名のとおり「桜の美しい林」が校舎を彩っている。

最寄のJR横浜線「淵野辺駅」から徒歩では距離があるが、駅の並びのバスターミナルから頻発するバスに乗ると、あっという間に学園のバス停留所に到着するので、一度は学校を訪ねて試してみたい。

建学の精神は「キリスト教主義に基づいた国際的な教養人の育成」。他者のこころに共感し、共に生き、文化や意見の異なる人々と心を通わすことができる人格形成を目指す。新しくなったチャペルでの週一回の礼拝と毎朝のクラスでの礼拝を大切にし、一人一人が自分と向き合う時間としている。

自主的に学ぶ姿勢が身につくように、授業を大切にし、中学では学習指導部、高校では進路指導部が6年間一人一人の学習の向上を計っている。英語、数学における習熟度別のクラス、勉強合宿、高1からの選抜クラス、3教科の基礎力定着のための年5回のコンテストなどを通して、各人の夢が実現する力を養っている。その結果、最近は難関大学への合格実績が大きく伸びている。かなり昔は、充実した英語指導で身に着けた語学力を生かして「文系に強い」印象があったが、最近では理科教育の充実ぶりも注目されている。

中学3年からコリア語、中国語の講座もある。また外国人の教員が副担任やクラブの顧問をし、英語の授業の時だけでなく、日常的に異文化に触れるような環境になっている。中学3年での「オーストラリア研修旅行」は中学での英語教育の仕上げとして全員参加。また高校2年では「平和学習」として沖縄に行く。姉妹校のあるオーストラリア、中国,韓国をはじめとする色々な国との交流も盛んに行われている。その他にも、林間学校、サマースクール、文化祭、合唱コンクールなど行事も盛んである。

クラブ活動は中学では吹奏楽部、ハンドベル部など12の文化部、野球部やテニス部など9の運動部があり、約9割の中学生が部活動に参加している。高校の野球部は有名であるが、文化部は高校と中学が合同で活動をしていて、年令の違う生徒間の親交もできている。とくに吹奏楽部は中高とも都や全国でのコンクールの金賞・銀賞の常連という活躍ぶり。

20歳の「卒業生による成人式」も今年で7回目になる。暖かい雰囲気の桜美林に戻り、共に礼拝を持ちオビリンナーとしての絆を深めている。大きな吹き抜けのある校舎には、元気で明るい生徒の笑い顔が今日も満ちている。校内を包む、何とも穏やか、和やかな雰囲気は、同校で育まれる優しさや思いやりの心によるものか。


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