20140929_hirakata_01-thumb-600x454-677すでに10月に入り、来春2015年の中学入試に向けて、約3ヶ月~4ヶ月を残す時期となりました。そうした秋口の2014年9月29日(月)、首都圏模試センター主催の『21世紀型教育を知る』セミナーが、麹町学園女子中高を会場に開催され、盛況のうちに終了しました。

このセミナーには、多くの保護者をはじめ、出版・報道関係、塾関係、教育関係の各社の皆さまや、約70名の私学の先生方にご来場いただき、第1部~第3部までの2時間の公演中、終始とても熱心にお話に耳を傾けるお客さまの姿が目立ちました。

第1部「21世紀に求められる教育を考える」(平方邦行先生/東京私立中高協会副会長・「21世紀型教育を創る会」副会長・工学院大学附属中高校長)と題した講演では、日頃からこのテーマの研究と開発に取り組み、ご自身が校長を務める工学院大学附属中高でも、日本初のハイブリッドインタークラスの新設をはじめ、「グローバル教育・イノベーション教育・リベラルアーツ教育・英語の運用力・ICT活用力」を柱20140929_seminer_01.jpgと した「21世紀型教育」の推進をリードする平方先生から、子どもたちが社会に出る頃の時代の変化と、その先に求められる力、そして、そうした力を育てる私 立中高一貫校の「21世紀型教育」について、ご自身の経験と工学院大学附属中高での実践~展望を交えて、約40分のお話がありました。

第 2 部「父親に『自分も青春時代にこんな学校に通えたら…』と思わせる私学の21世紀型教育の具体例」(私立学校研究家/本間勇人氏)の講演では、多くの私立 中高一貫校やHondaなどの企業とコラボしてのプログラム開発や実践に携わり、現在も本間教育研究所を主宰する傍ら、「21世紀型教育を創る会」の事務局を務め、Blog「ホンマノオト」で知られる本間勇人さんから、今回のセミナーの会場校となった麹町学園女子中高をはじめ、三田国際学園工学院大学附属聖学院かえつ有明など「21世紀型教育を創る会」会員校を中心とした「21世紀型教育の実践例」が、実際に取材をした写真や図解によるパワーポイントで次々に紹介されました。

その話のなかでは、慶應義塾中等部、筑波大学附属駒場、武蔵などの中学入試問題が例示され、必ずしも成績上位ではない小学生であっても、「21世紀型」のグループワークや仲間との話し合いによって、思考の筋道や多様な視点に(自ら)気づくこ20140929_honma_01.jpgとができれば、そうした難関校の入試問題でも難なく解けてしまうことが紹介されると、会場のお母さん方からは、ため息が漏れていました。

「中学受験で高い目標に向けて親子で努力することはもちろん大事ですが、こういう『わが子を伸ばす教育』をしてくれる私学を見つけ出すことも、親の役割として大事ですよね!」という本間氏の呼びかけには、多くの母親、父親が頷いている姿が見られました。

第3部「麹町学園女子中高の 21世紀型教育」(相川忠洋先生/麹町学園女子中高理事長・校長)の講演では、同校の創立者・大築佛郎のお孫さんであり、同校の理事長(校長)に着任する 前には住友商事で世界50カ国以上を駆け巡り、帰国してからは、いま話題の「ハリー・ポッター」アトラクションで注目されるUSJ(ユニバーサルスタジ オ・ジャパン)の立ち上げをリードした、まさにグローバルな企業人である相川校長が、麹町学園女子中高の「みらい論文」をはじめとした「2120140929_aikawa_01.jpg世紀型教育」について語ってくれました。

また、首都圏模試センターでは、今回のセミナー開催にあたって、参加者への資料として『21世紀型教育キーワード集』を作成して配布。「IB(国際バカロレア)プログラム」や「PBL・PIL」などの「21世紀型」の教育用語をはじめ、多くのキーワードの意味するところが20140929_keyword_01.jpg解説されたこの小冊子が、ご来場の皆さまから大変好評をいただいていました。

こ のような教育の新しい話題を広くご紹介していくことで、私立中高一貫校の教育に向けた期待や関心が、もっと多くの保護者や教育関係の方々に広がり、そうし たムーブメントによって、子どもたちの未来や教育環境の選択肢が、より豊かなものになっていくことを首都圏模試センターでは願っています。

小学校への英語導入のニュースも、 新聞やネットで盛んに報道されています。中学受験の一般入試科目にも英語の導入が進むなか、これによって「受験英語」勉強が過熱することを危惧する声も一 部にあるようですが、「21世紀型教育」を標榜する私学が、子どもたちに身につけさせたい英語の力はそのようなものではなく、「英語で考え」「英語で発信 する」力であることを、多くの保護者に知っていただきたいと思います。そうした私立中高一貫校がめざす「C1英語」とはどのようなものか、今回の「21世 紀型教育を知る」セミナーは、それを知っていただく機会になったのではないかと思います。

10月12日(日)、21世紀型教育を創る会「21会カンファレンス(第3回)」開催。

こうした私立中高一貫校のめざす「21世紀型教育」に関心を持っていただいた皆さまや、もっと詳しく「21世紀型教育」について知りたいと考えている皆さまには、続いて10月12日(日)に開催される、第3回「21会(21世紀型教育を創る会)カンファレンス」へのご参加をお勧めします。ご参加にあたっては、「21会」サイトからお申し込みいただく形になります。20141012_21kai_seminer_01.jpg

なお、右記のセミナーご案内PDFはコチラ(→20141012_21kai_seminer.pdf

10月12日(日)、ぜひ会場である戸板女子短期大学(港区芝)に足を運んでみてください。

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