山脇学園_EI授業2今春2014年入試では計3回の入試とも大きな人気を集めた山脇学園が、再来年2016年入試から、一般入試でも英語が課される「英語特別入試(仮称)」枠を新設することを9月末に公表しました。

現時点で公表されているのは、従来の3回(A・B・C)入試の日程のなかに「英語特別入試(仮称)」枠を設け、募集定員20名で、英語・国語・算数の3科目の入試を実施。合わせて、従来の帰国生特別入試を募集定員20名で実施するということです。

この背景には、2008年に募集を停止した系列短期大学の施設を中高に統合して「最高品質の教育施設と最高水準の教育」をめざす“山脇ルネサンス”を2009年に宣言した後、着々と進められてきた校舎リニューアルと新校舎建築工事が、この2014年度内(2015年3月)に2期工事まで完成。2015年4月の入学生からは、6年間新校舎で学べる教育体制がスタートすることにより、2016年入試からは募集定員を現在の240名から280名(6クラス→7クラス編成)へと増加させる予定があるということです。山脇学園_新校舎道路側外観パース.jpg

2011年には、独自の教育施設「イングリッシュアイランド」「サイエンスアイランド」を オープンし、英語教育と理科教育を進化させてきた同校は、“山脇ルネッサンス”の教育目標「社会で生き生きと活躍する女性のリーダーの育成」のもと、経済 活動のグローバル化と企業活動の科学技術の進歩とが同時進行している21世紀の現代社会で、「国際社会で生き生きと活躍する女性」「高度理系専門職として 働く女性」に必要な資質を育成する教育の充実を図っています。

先だって文部科学省の有識者会議から、「アジアトップクラスの英語力」の育 成 を目標に掲げ、英語を小学校5年生から教科化することや、小学校3年から外国語活動を始めてコミュニケーションの素地を養うことなどが提言されましたが、 今回 の山脇学園の入試改革と、その前段階として整えてきた「帰国生と英語学習歴のある国内生」への教育体制は、こうした教育のグローバル化を先取りしたものと いえるでしょう。yamawaki_01.jpg

今後の教育展開がますます注目される山脇学園が見せてくれる独自の「21世紀型教育」のスタイルがどのように進化・発展していくのか、いまから楽しみです。
(山脇学園の教育については、10月13日(月・祝)実施の「統一合判」模試の受験生に配布する「解答と解説」冊子『ブレイク』の「私学の魂」記事でご紹介しています)

ところで、こうした新たな時代に求められる「21世紀型教育」や、いま話題の「IB(国際バカロレア)プログラム」の理念、そこで培われる思考力とはどのようなものかに興味・関心のある方は、今週末10月12日(日)に開催される、下記の第3回「21会カンファレンス」(http://21kai.com/ja/node/426)へのご参加(無料・要Web申し込み)をお勧します。

講演・パネルディスカションは、第1部(10:30開演)~第3部(~14:00)まで行われ、ご興味のある時間帯のみのご参加ができ、第4部(14:00~15:00)は「21会校」の先生方と個別相談ができる時間帯となります。

10月12日(日)、21世紀型教育を創る会「21会カンファレンス(第3回)」開催。

こうした私立中高一貫校のめざす「21世紀型教育」に関心を持っていただいた皆さまや、もっと詳しく「21世紀型教育」について知りたいと考えている皆さまには、続いて10月12日(日)に開催される、第3回「21会(21世紀型教育を創る会)カンファレンス」へのご参加をお勧めします。ご参加にあたっては、「21会」サイトからお申し込みいただく形になります。20141012_21kai_seminer_01.jpg

なお、右記のセミナーご案内PDFはコチラ(→20141012_21kai_seminer.pdf

10月12日(日)、ぜひ会場である戸板女子短期大学(港区芝)に足を運んでみてください。

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